小型飛行機が農家の庭に墜落―山東省済南市

2007年4月8日、山東省済南市平陰県の農家の庭先に小型軽飛行機が墜落し、乗っていた操縦士1人が死亡した。墜落現場には機体の破片やタイヤ、部品などが散乱し、プロペラエンジンも原形をとどめないほどに破損していた。駆けつけた付近の住民が機内にいた男性を助け出そうとしたが、すでに死亡していた。

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目撃者の話では、前日から農薬散布用よりもまだ小さいカラフルな飛行機がこのあたり一帯を何度も飛んでいた、三人が乗っているところを見た、などと話している。事故当日は、墜落の直前に地上10mほどの低空を飛行し、音を立てながら機体を激しく振るわせた後に頭から墜落したという。落ちた場所が庭だったため、他にけが人は出ず、火事も起こらなかった。

付近に農薬散布用の飛行場があり、そこを拠点に飛行を楽しむマニアたちの飛行機ではないかと見られ、現在警察による事故原因の調査が行われている。（翻訳編集・WF）