2013年4月20日、川崎市で開催された第9回音楽のまち・かわさきアジア交流音楽祭に、台湾の若手女性歌手・阿福（アフー/A-FU）が出演した。聯合報が伝えた。

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大学在学中の2010年、デモテープが評価されて音楽界に足を踏み入れた。これを見出したのは、著名女性司会者で“台湾バラエティ界のゴッドマザー”こと張小燕（チャン・シャオイェン）だった。そして2011年5月、ファーストアルバム「原来如此！！」でデビュー。 米人気男性歌手ブルーノ・マーズのカバー「Nothing on You」を動画共有サイトのユーチューブで公開すると、ページビューが800万回を突破。人気アーティストのジェイ・チョウ（周杰倫）の楽曲「青花瓷」のカバーは、中国のネット上でダウンロード数が9億件を超えるなど、次々に話題を創り上げている。

20日、川崎市で行われた第9回音楽のまち・かわさきアジア交流音楽祭には、台湾代表として出演。「如果有如果」「Me＆You」など4曲を披露した。日本語が全く話せないため、ステージで最も緊張したのは、手のひらをカンぺ代わりにしたMCだったという。

アフーを感激させたのは、日本で活躍している台湾出身の女性歌手・欧陽菲菲が、わざわざ電話で激励してくれたこと。ステージ終了後は、念願だった原宿に繰り出してスイーツを満喫し、ここ数日間のプレッシャーを一気に発散したそうだ。（翻訳・編集/Mathilda）