<レコチャ広場>中国の災難につけこむ右翼の暴挙、日本はなぜ黙認するのか?―中国

Record China    2013年4月25日(木) 8時40分

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23日、中国の軍事評論家で作家の軍細柳氏は、「中国の災難につけ込む右翼の暴挙、日本はなぜ黙認するのか?」と題した記事を、中国のブログサイトに掲載した。写真は四川省雅安市の被災地へ向かう救援隊。

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2013年4月23日、中国の軍事評論家で作家の軍細柳(ジュン・シーリウ)氏は、「中国の災難につけ込む右翼の暴挙、日本はなぜ黙認するのか?」と題した記事を、中国のブログサイトに掲載した。以下はその内容。

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東日本大震災が発生した際に、中国は無私無欲で救援の手を差し伸べ、福島原発周辺の被災地でも救助活動を行った。当時の管直人首相は中国紙・新京報に寄稿し、中国政府と人民に向けて深い感謝の言葉を述べた。続く野田佳彦前首相も、中国を含む国際社会の援助と思いやりに対して、幾度となく感謝の言葉を述べている。

それから2年たった今、中国・四川省雅安市でマグニチュード(M)7.0の大地震が発生した。日本政府と国民はどのような態度をとっただろう。日本の右翼はまるで「恩を仇で返す」ように、災難に見舞われている中国につけ込んで、さらに追い打ちをかけるような行為に出た。

日本の右翼団体のメンバー約80人が22日夜、10隻の船で石垣島を出発し、尖閣諸島に向かったという。彼らは日本の保守系右翼団体「頑張れ日本!全国行動委員会」のメンバー。今回の行動は「日本の漁業関係者が釣魚島付近海域で活動できることを確かめることが目的」だとして、島に上陸する意図はないことを表明している。また、同団体は中国側の巡視船に遭遇することについては懸念しておらず、日本の海上保安庁が安全を保障してくれると述べている。

これが日本政府と右翼のやり方だ。中国が援助と同情を最も必要としている時に、人の弱みにつけ込むような真似をする。彼らがまともな国家、まともな国民になるには、まだまだ時間がかかるようだ。

それに比べて、ロシア政府とその国民の態度はどうだ。プーチン大統領は「ロシアは四川地震に苦しむ中国を支援する。中国政府と人民は今回の災害を乗り越えられると信じている。どんな困難に見舞われようと、われわれは中国人民の友人だ」という力強いメッセージを送ってくれた。これに対し、習近平(シー・ジンピン)国家主席は中国政府と人民を代表して深い謝意を伝えている。日本とロシア、この2国が対照的なことは一目瞭然だろう。(翻訳・編集/本郷)

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