Record China 2013年4月25日(木) 18時29分
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24日、国際社会への威嚇を続けていた北朝鮮の動静がこのところ静かになっていることについて、米国在住の政治学者が「中国が水面下で北朝鮮に警告を与えた可能性がある」と発言した。写真は今月15日、中国・遼寧省丹東市の国境地帯から見た北朝鮮の新義州特別行政区。
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2013年4月24日、武力行使の可能性など、国際社会への威嚇を続けていた北朝鮮の動静がこのところ静かになっていることについて、米国在住の政治学者スビグネフ・ブレジンスキー氏は「中国が水面下で北朝鮮に警告を与えた可能性がある」と発言した。香港の衛星TV局・フェニックステレビ(電子版)が伝えた。
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6カ国協議の首席代表で、中国政府の朝鮮半島問題特別代表を務める武大偉(ウー・ダーウェイ)氏が22日より訪米中。米国のデービース北朝鮮担当特別代表との協議が進行中で、北朝鮮の非核化を最終目標とした米中トップの協力関係に礎を打つ。
その会談の具体的内容がまだ明らかになっていない24日、ブレジンスキー氏は「米中が協力関係を深める中、北朝鮮が突然に国際社会への挑発行動を止めたのは、中国が水面下で圧力を加えた可能性も否定できず、つまり、中国は無制限に北朝鮮の言い分を聞くわけではないということがわかる」と発言した。「数週間にわたる威嚇のあと、急に静かになった北朝鮮の姿勢には何の疑問も感じない。我々のあずかり知らぬところで中朝が水面下の交流を続けており、その過程で中国が北朝鮮に対してストップをかけたのだとするならば、意外ではないからだ」としている。
“米国の頭脳”とも称されるスビグネフ・ブレジンスキー氏はポーランド出身、米国在住の政治学者。カーター政権時、国家安全保障問題担当大統領補佐官を務めたほか、2008年の米大統領選でもオバマ陣営の外交問題顧問を務めるなど、米国の現代政治に深く関わっている。1989年、東欧諸国の共産党政権が次々と崩壊した東欧革命を裏から動かした人物とも言われている。(翻訳・編集/愛玉)
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