Record China 2013年4月26日(金) 18時22分
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25日、レノボの楊元慶CEOは2013年度第1回会合で、「主なパソコンメーカーの中で、レノボはただ一つシェアを落とすことなく成長を維持しているメーカーだ」と述べた。写真は楊元慶CEO。
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2013年4月25日、新京報によると、レノボ(聯想集団)の楊元慶(ヤン・ユエンチン)董事長(会長)兼最高経営責任者(CEO)は24日に行われた2013年度第1回会合で、「主なパソコン(PC)メーカーの中で、聯想はただ一つシェアを落とすことなく成長を維持しているメーカーだ。PCプラスアルファの業務を取り扱うメーカーへと全面的にモデルを転換させており、(米国の)アップルと(韓国の)サムスンが最大のライバルだ」と述べた。
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インターネットデータセンター(IDC)が発表した最新のデータによると、2013年1〜3月以来、世界のPC販売台数は前年同期比14%低下し、過去20年間で最大の減少記録を更新した。しかしながらレノボのPC業務は前四半期に流れとは逆に増加し、世界市場に占めるシェアは16%で記録を更新した。
これまで長らく、楊董事長はヒューレット・パッカード(HP)について言及することが多く、レノボの市場シェアをHPと比べることが多かった。PC市場が縮小するのに伴い、レノボはアップルとサムスンが新たなライバルであることをしっかりと認識するようになった。
IDCがこのほど定義した「スマート設備」市場の中で、伝統的なパーソナルコンピューターが占める割合は30%前後にとどまった。現在、アップルの市場シェアは22%、サムスンは20%で、レノボは6%に過ぎない。楊董事長は、「はっきりとわかること、選択の余地のないことは、われわれの主なライバルはHPやデルといった伝統的なPCメーカーから、サムスンやアップルのような、よりイノベーション精神に富んだ、偉大と呼びうるPCプラスアルファのメーカーに変わったということだ」と話す。
アップルはスマートフォン(多機能携帯電話)とタブレットコンピューターの両市場の開拓者であり、サムスンはタブレットコンピューターとスマートフォンの両市場で次々と突破口を開いてきた。楊董事長はアップルとサムスンの挑戦を前にして、レノボは2年以内に自社のタブレットコンピューターのシェアをノートパソコンのシェアと同じレベルに引き上げると述べ、また伝統的なPC業務は引き続き聯想に利益をもたらしてくれる「穀倉地帯」だとの見方を示した。
中国モバイルインターネット産業連盟の李易(リー・イー)秘書長(事務局長)は、レノボが2年でサムスンとアップルに肩を並べることを計画しているとすれば、それは非常に過酷な目標だと評した。「この目標は少し大きすぎた。レノボがPC市場で王者になれたのは、PC産業で欧米企業が争いを望まなかったからだ。だがPCプラスアルファ産業はまだ発展している最中で、国内だけでも、レノボよりうまくやっている企業は枚挙に暇がない」と指摘した。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/内山)
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