防衛省幹部が訪中、尖閣問題で「最悪の事態」を回避へ―中国メディア

Record China    2013年4月26日(金) 21時21分

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25日、防衛省の徳地秀士防衛政策局長が、日中局長級協議に出席するため中国を訪問した。資料写真。

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2013年4月25日、防衛省の徳地秀士防衛政策局長が、日中防衛局長級協議に出席するため、中国・北京を訪問した。日本メディアの報道をもとに中国新聞社が伝えた。

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菅官房長官は24日の記者会見で、尖閣諸島の周辺海域での突発的事態を防ぐため、日中防衛局長級協議を行う予定であることを明らかにした。

安倍首相は23日の参議院予算委員会において、日中関係について「すべての分野での連絡を中断するのは誤りだ」と強調し、主権問題と直接関係のない分野での対話再開を示唆した。

菅官房長官はまた、「中国は一貫して重要な隣国だ」と述べ、「大局的な見地から両国関係を強化する基本方針は変わっておらず、今後も引き続き中国との対話を試みる」としている。

昨年9月以来、日中防衛当局の局長級交流は途絶えている。26日の協議が順調に行われれば、日中の政府間対話が進まない状況下で、まず事務レベルでのハイレベル協議が始まったことになる。日本政府としては尖閣問題が長期化しそうなことから、「最悪の事態」を避けるために対策協議が必要と判断したとの指摘もある。(翻訳・編集/KU)

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