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26日、香港紙・太陽報は記事「同僚、旧知の知人、同級生、寮生仲間を抜擢=習近平が“習家軍”を形成」を掲載した。習近平は人間関係を駆使して独自の派閥作りに乗りだしている。写真は3月17日、全人代閉幕式での習近平総書記。
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2013年4月26日、香港紙・太陽報は記事「同僚、旧知の知人、同級生、寮生仲間を抜擢=習近平が“習家軍”を形成」を掲載した。
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中国科学技術協会の陳希(チェン・シー)副主席が中国共産党中央組織部の常務副部長に抜擢された。1975年、当時は労働者だった陳副主席は選抜され、清華大学化学学部に入学したが、当時、習近平(シー・ジンピン)も知識青年の身分で同学部で勉強していた。
クラスが同じだっただけではなく、寮も一緒だったという。共産党の人事を担当する中央組織部に旧知の陳主席を送り込んだのは、人事の主導権を握りたいという習近平の意向を示すものだ。
また同じく習近平に抜擢されたのが栗戦書(リー・ジャンシュー)中国共産党中央弁公庁主任。習近平が河北省で地方官僚を務めていた時代の同僚だ。この2人の起用は同僚、旧知の知人、同級生、寮仲間などの人間関係を重視して習近平が認容していることの表れ。団派や上海閥のような派閥を持たない習近平だけに個人的な人間関係を駆使して「習家軍」を形成していく方針だ。(翻訳・編集/KT)
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