米国の飲食店、韓国人客のレシートにある人物の名前を書いて炎上=韓国ネット「侮辱している」「これが差別?」

Record China    2019年6月6日(木) 7時10分

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4日、韓国・聯合ニュースは「グローバルに展開するスムージー専門店『スムージーキング』が、韓国人顧客らに対する人種差別問題で物議を醸した」と伝えた。資料写真。

2019年6月4日、韓国・聯合ニュースは「グローバルに展開するスムージー専門店『スムージーキング』が、韓国人顧客らに対する人種差別問題で物議を醸した」と伝えた。

記事によると、ノースカロライナ州シャーロットにある2店舗で2日(現地時間)、韓国人と黒人の顧客に対し、店員が「人種差別を行った」という。

差別に遭った韓国人男性のフェイスブックへの書き込みなどによると、男性は娘たちと一緒に店舗を訪れ、商品を購入した。すると渡されたレシートの顧客名を記す欄に「ジャッキー・チェン(Jackie Chan)」と書かれていた。購入時、男性は店員から名前を聞かれてはいない。男性はレシートを見て「韓国人として屈辱的に感じた」とし、「ただ幼い子どもたちの前なので怒りを抑えた」と話している。店内にいた3人の従業員は、何の問題意識もない様子だったという。これについてFOXニュースは「『アジア人は皆、同じような容貌をしている』と見下す意味を込めたものだろう」と分析している。

また同じ日、別の店舗では、黒人客のレシートに、名前ではなく黒人への「蔑称」が書かれていたという。この被害者は「従業員の行動は極めて無礼だった。こちらは金を払っている客であり、スムージーキングをよく利用する常連だった」と話したという。

二つの事例はSNSを介して急速に広まり、炎上した。スムージーキングは「2人の従業員が顧客に対し不適切で人種差別的な表現を用いた。これは、私たちが指向する価値とは完全に異なるものである」と、謝罪声明を出した。また2店舗の当該従業員を解雇し、再発防止に向け「しばらく営業を休み予防教育を行う」とした。

スムージーキングは1973年に米国で誕生した。2003年に韓国法人スムージーキングコリアを設立。12年にはスムージーキングコリアが米国本社を買収した。

この記事に対し、韓国のネットユーザーからは「スムージーキングは韓国人がオーナーなのに、韓国人を侮辱するなんて」「まだ自分たちは米国企業だと思ってるのか」「自分のところのCEOをジャッキー・チェンと呼んでみろ」「教育を受けていないんだな。哀れだね」などの声が寄せられている。

また「韓国も人種差別はひどい。特に東南アジア人、黒人に対して。今後は厳しく処罰すべきだ」「人種差別をされても、構わず買いに行く韓国人。購入をやめてよく考えなければいけない」など、韓国の問題を指摘する声や、「韓国に来て、レストランで英語版メニューがないと『人種差別だ』と言い出す外国人。笑わせる」「韓国人のことは『BTS』と書いて」「PYSでいい」「これが差別なのか?ジャッキー・チェンに似てたということかもよ(笑)」などというコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

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