Record China 2013年5月2日(木) 8時58分
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4月29日、台湾の龍応台文化部長は中国本土のテレビ局の台湾進出に否定的な見方を示した。台湾のテレビチャンネルを中国本土で放映することが前提になるとコメントしている。写真はフェニックステレビの撮影スタッフ。
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2013年4月29日、台湾の龍応台(ロン・インタイ)文化部長は中国本土のテレビ局の台湾進出に否定的な見方を示した。30日、台海網が伝えた。
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中華人民共和国との交渉で台湾側の窓口となっている海峡交流基金会、その元理事長である江丙坤氏は、以前、馬英九総統にある提案をしたと明かした。それは中国中央電視台(CCTV)の国際ニュースチャンネル、親中国の香港メディア・フェニックステレビの台湾での放送認可を検討するべきというもの。芸能ゴシップニュースばかり流すのではなく、国際ニュースを流すべきという主旨だ。
記者会見でこの問題について質問された龍文化部長は、「もし中国本土が台湾のチャンネルの放送を認めるのならば、CCTVとフェニックステレビの台湾での放送を話し合ってもいい。もし台湾の放送が認められないのならば、残念ながら話し合いの前提すらないことになる」とコメントした。
中国本土は厳格なメディア検閲が敷かれており、台湾のテレビチャンネルを放映することは極めて困難。龍部長の発言は実質的にCCTV、フェニックステレビの台湾進出を否定したものと考えられる。(翻訳・編集/KT)
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