世界最大の水素ステーション、上海で完成

人民網日本語版    2019年6月7日(金) 14時0分

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世界最大級で最高クラスの水素燃料電池車の水素ステーションが5日、上海化学工業区で正式に完成した。

世界最大級で最高クラスの水素燃料電池車の水素ステーションが5日、上海化学工業区で正式に完成した。中国新聞網が伝えた。

上海化学工業区にある水素ステーションの敷地面積は約8000平方メートルで、水素の1日の供給能力は約2トン。水素注入、タッカー車注入、燃料電池車整備・充電の機能を持つ。

排ガスやエネルギーの問題により、自動車産業は代替エネルギーを積極的に模索している。水素燃料電池などの発展が注目されている。

上海市科学技術委員会のデータによると、上海は2017年に「燃料電池車発展計画」を発表し、2020年までに水素ステーションを5−10軒建設し、3000台の応用モデルを推進するとした。

上汽集団と上海化学工業区は昨年、戦略的協定に調印し、中国内をリードする燃料電池車・水素エネルギーモデル拠点の建設を計画した。

5月24日に開催された浦江革新フォーラム2019において、「長江デルタ水素回廊の建設・発展計画」が正式に発表された。その短期発展計画(2019−21年)は、長江デルタの既存の水素エネルギー産業の基礎を踏まえた上で、水素燃料電池車の普及を促進するとした。同時に上海をはじめとする産業先行都市で水素回廊の中核エリアを建設し、4本の水素高速モデルルートの建設を開始するとした。(編集YF)

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