日本の中国侵略物証展、偽満皇宮博物院が最大規模で開催―吉林省長春市

Record China    2013年5月2日(木) 18時22分

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1日、吉林省長春市の偽満皇宮博物院で過去最大規模となる日本の中国侵略物証展が開催され、多くの人が訪れている。写真は偽満皇宮博物院。

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2013年5月1日、吉林省長春市にある「偽満皇宮博物院」で日本の中国侵略物証展が開催された。日本が中国東北部を侵略したことを実証する歴史的な文物や多数の写真などが展示されており、多くの人が訪れている。中国新聞社が伝えた。

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長春市は旧満州の首都・新京だった都市で、愛新覚羅溥儀が居住し、執務を行った「偽満皇宮」は満州皇帝の宮殿だった建物で、その建物の一部を使用した同博物院そのものが日本による中国東北部侵略を証明する存在にもなっている。

同博物院の関係者によると、今回の展示は過去最大規模。展示されている貴重な当時の資料1000点、写真1200枚余りなどいずれもロシアや日本、中国各地から長年にわたって同博物院の専門家が収集してきたものだという。軍国主義的内容の日本の少年漫画や、満州国の記念章、日本の皇室から溥儀に贈られた神鳥屏風なども展示されている。

展示を見に来た「90後」と呼ばれる1990年代に生まれた若い参観者は、「教科書や本でこの時代の歴史を知ってはいるが、実際に当時の資料を目にする機会は少ない」とし、「民族の歴史を忘れてはいけないと思った」と話した。(翻訳・編集/岡田)

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