端午節の定番!伝統の味からスタバのスイーツ味まで。上海でチマキを食べよう!

フライメディア    2019年6月9日(日) 14時20分

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6月に入ると、中国では早くも7日(金)から9日(日)まで三連休がある。この三連休は、7日の端午節にともなう連休で、中国では、旧暦の5月5日を端午節として祝うので、毎年その日にちは変わってくる。そしてこの端午節では、チマキを食べる習慣がある。

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上海に梅雨の季節が到来する6月。これからジメジメと蒸し暑く、雨の多い日が続く。6月に入ると、中国では早くも7日(金)から9日(日)まで三連休がある。この三連休は、7日の端午節にともなう連休で、中国では、旧暦の5月5日を端午節として祝うので、毎年その日にちは変わってくる。この端午節では、チマキを食べる習慣があるため、この時期、ショッピングモールや百貨店では特設コーナーができて、自宅用から贈答用の豪華なボックスに入ったチマキまで、さまざま関連商品が販売される。

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一般的に、チマキは糯米を入れて蒸してつくられる。味は醤油か塩味ベースが基本なのだが、実は、地域によってその味や形もさまざまである。それに、最近は、多様化する嗜好に対応するべく、いわゆる“変わり種”のチマキやSNS映えするチマキなど、ユニークなチマキも販売されている。そこで、今回は、上海市内で販売されているチマキをいくつか紹介する。

まずは、チマキといえば、老舗の「五芳斋(ウー・ファン・ジャイ)」。1921年創業の老舗ブランドで、伝統の味。テイクアウトやイートインができる店舗を全国展開している。中国で初めてチマキを食べる人におすすめのお店だ。豚肉入り、栗入り、棗入りや小豆餡入りなど定番のほかに、好き嫌いが分かれるが、独特の風味や食感があるアヒルのたまごの塩漬けが入ったチマキもある。蛋黄鮮肉粽(豚肉とアヒルのたまごの塩漬け入りチマキ)は1個8元(約132円)。

次に紹介するのは、ネットで大人気の網紅(ワンホン)店、「璐坊粽王(ルー・ファン・ゾン・ワン)」。中国最大の口コミサイト「大衆点評」のチマキ店ランキングでも堂々の一位を獲得している。お店看板のチマキは鮮肉粽(肉入りチマキ)と蛋黄肉粽(アヒルのたまごの塩漬け入りチマキ)の2種類。鮮肉粽(肉入りチマキ)は、1個8.5元(約140円)。

そして、毎年恒例となっている期間限定のスターバックスのチマキ。外側はもちもちとした透明な皮で、中身は抹茶シーソルトチーズ味、クランベリーヨーグルト味、コールドブリューコーヒー味などスイーツ感覚のチマキ5種類をセットで販売。味については好みが分かれるところ。チマキ10個と布バックのギフトセットで198元(約3200円)。紹介した店舗以外にもさまざまなチマキが販売されているが、それぞれ特徴があり、いろいろ食べ比べてみるのも楽しい。(提供/フライメディア)

五芳斋(中山公園店):上海市長寧路1018号(龍之夢購買中心B1)

               ほか市内数店舗展開中

璐坊粽王(復興中路店):上海市復興中路488号

               ほか市内数店舗展開中

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