Record China 2013年5月2日(木) 20時10分
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4月30日、富士山がユネスコの定める世界文化遺産登録へ一歩を進めた。“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトでも、このニュースに多くの反響が寄せられている。
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2013年4月30日、富士山がユネスコ(国連教育科学文化機関)の定める世界文化遺産登録へ一歩を進めた。登録の可否を調査する国際記念物遺跡会議(イコモス)が、「三保松原(みほのまつばら)を除いて登録」とするよう、ユネスコに勧告している。最終的には来月16日、カンボジアで開かれる第37回ユネスコ世界遺産委員会で、正式に決定することになる。
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中国でも誰もが知っており、日本を観光する多くの中国人が「行ってみたい」と考えている富士山。“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトでも、このニュースに多くの反響が寄せられている。以下はその一部。
「おめでとうございます」
「きっと申請が通ると思います」
「富士山ってまだ世界遺産じゃないんだ?とっくになっていると思っていたけど」
「日本の象徴がまだ世界遺産でなかったとは驚き」
「名実ともに名勝と言えよう。山も湖も美しい」
「行って本物を見てみたいなあ。日本と言えばまず連想するのが富士山だよ」
「日本のシンボルとして、世界遺産であるべきですよね」
「日本の文学作品を読めば、富士山が聖山として位置づけられていることがよくわかるね」
「山麓のゴミ問題はもう解決したのかな?」
そして、多くの中国人が驚いていたことは「富士山は入山料を徴収しない」ということだった。中国では自然の景勝地にしろ、歴史・文化的建造物にしろ、名所と呼ばれる場所にはたいてい、入場料が存在する。名山とされる山々はもちろんのこと、村ごと文化財となっているような場所では村の入り口で入場料がとられることが多い。
「富士山の入山料っていくら?」「世界遺産になったら入山料は値上げするだろうね」「え?入山料は無料なの?」など驚きの声や、「日本人ってのんきだね。山ごと囲ってお金をとればいいのに」「入場料などの観光収入で村おこしをして、そのかわりに環境汚染のもとになる工場やら企業やらを地元から追い出す。そのほうがよほど有意義だと思うが」などの意見が寄せられていた。(翻訳・編集/愛玉)
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