<尖閣問題>「日本という石ころに足をぶつけるな」中国大使が米国に警告―中国メディア

Record China    2013年5月3日(金) 11時33分

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4月30日、崔天凱在米国中国大使は「日本という石ころに自らの足をぶつけるな」と発言、米国が尖閣問題に介入しないよう警告した。ヘーゲル米国防長官の中国けん制発言に反発しての警告となった。資料写真。

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2013年4月30日、崔天凱(ツイ・ティエンカイ)在米国中国大使は「日本という石ころに自らの足をぶつけるな」と発言、米国が尖閣問題に介入しないよう警告した。2日、環球時報が伝えた。

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29日、チャック・ヘーゲル米国防長官は日本の小野寺五典防衛相との共同記者会見で、日本の尖閣諸島における管轄権を認めたばかりか、「日本の管轄権を損なう、あらゆる一方的な行動に反対する」と発言した。

ある防衛省関係者は「想像以上に強い中国への警告だった」と興奮気味に評している。尖閣問題に関する米国の態度については、日本への警告、あるいは中国に対する抑止など相反する情報が飛び交うなど混乱していたが、尖閣諸島に関する日本の管轄権を認め、それを損なう行動に反対するということで、国防分野及び外交分野高官の態度は一致したようだ。

尖閣問題について「中立」を示してきた米国が日本支持の姿勢を明確化したことで、東アジアにはさらなる複雑な変数がもたらされることになった。ただし米誌フォーブスは、日米同盟は尖閣問題で突発的な事態が起きないことを保障するものではなく、米国は中国との衝突を避けるべく決断しなければならない時があると指摘している。

中国国際問題研究所の阮宗沢(ルアン・ゾンザー)氏は環球時報の取材に答え、安倍晋三首相の右翼傾向はすでに明らかで、野放しにすれば米国自身が後悔することになるとコメントしている。(翻訳・編集/KT)

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