韓国議員ら、韓国国旗の上で食事し批判浴びる=「国の恥」「あきれて言葉が出ない」

Record China    2019年6月11日(火) 22時20分

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10日、韓国・オーマイニュースによると、保守系野党「大韓愛国党」の議員らが太極旗(韓国の国旗)をテーブルクロス代わりに使用し、物議を醸している。写真は韓国の国旗。

2019年6月10日、韓国・オーマイニュースによると、保守系野党「大韓愛国党」の議員らが太極旗(韓国の国旗)をテーブルクロス代わりに使用し、物議を醸している。

記事によると、大韓愛国党は8日、ソウル駅と光化門(クァンファムン)広場で「太極旗集会」を開催した。その際、趙源震(チョ・ウォンジン)代表、パク・テウ事務総長、徐錫九(ソ・ソック)弁護士、許坪桓(ホ・ピョンファン)元国軍機務司令官らが、広場に設置したテント内で弁当を食べている写真が撮影された。しかし、使用したテーブルに太極旗が掛けられていたため、写真が公開されるや、ネット上で「太極旗がテーブルクロスとして使われている」「衝撃的だ」と非難する声が上がったという。中には「大韓民国の権威を象徴する国旗、または国章を損傷・除去または汚辱する行為は5年以下の懲役か禁固、10年以下の資格停止または700万ウォン(約64万円)以下の罰金(刑法105条)だ」と訴える声も出たそうだ。

ただ、記事は「テーブルクロスにするために太極旗を敷いたのではなく、『太極旗テーブル』を食事に利用したのであり、太極旗の上には透明のビニールが掛けてあるため『国旗の汚染』は発生しないように見える」「刑法105条は犯罪成立要件として『大韓民国を冒とくする目的』を明示しているため、違法か否かを問うには、争いの余地がある」などと伝えている。しかし「意図が何であれ、『太極旗愛』を強調する大韓愛国党が国家の象徴を下敷きにして食事をするとは、逆説的だ」とも指摘している。

徐弁護士は、朴槿恵(パク・クネ)前大統領の弾劾裁判で法廷代理人を務めた人物。当時も体に太極旗を巻き付けたまま食事をとり、「太極旗を尻に敷いた」と批判を浴びていた。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「神聖な太極旗をテーブルクロスにするような連中が『大韓愛国』党だと?」「いろいろやらかしてくれるね」「あきれて言葉が出ない」「外交部がしわくちゃの太極旗を飾ったと騒いでたくせに」「太極旗を国旗だと思ってないんだろうな。単に政治的な道具としか認識してない」「いくら無知でも、国旗を下敷きに食事をするなんて。国の恥だ」「自称・愛国党のくせに太極旗をこんなふうに汚すとは」「星条旗は手に持って振り、太極旗はテーブルクロス。愛国党などという名前がもったいない」など、批判するコメントが殺到している。(翻訳・編集/麻江)

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