Record China 2013年5月6日(月) 17時31分
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1日、陝西省西安市で村の主任が企業正門に縛り付けられ、はりつけにされる事件があった。土地の補償金をめぐり企業と交渉していたが、解決できなかった罰だという。
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2013年5月1日、陝西省西安市で村の主任が企業正門に縛り付けられ、はりつけにされる事件があった。3日、華商報が伝えた。
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事件が起きたのは西安市城西三橋街道弁公室西凹里村。12年4月、同村は土地の測量を実施したところ、スクラップ金属回収企業・西安再生資源交易市場に貸し出されていた土地が契約書の110ムーではなく、124ムーだったことが判明した(1ムーは15分の1ヘクタール)。
西安再生資源交易市場は1998年から40年契約で土地を借りているが、契約した面積以上に占有しているとして、補償金を支払うべきと村民は主張した。一方、西安再生資源交易市場は、差分の14ムーは借りた当時には汚水を流すための排水溝で、その後埋め立てて通常の用地にしただけと説明。現在は住宅を建てて貸しだしている。補償には応じる方針だが、村民たちの要求は過大だと主張している。
この問題を5月1日までに解決すると約束していたのが西凹里村の李昊(リー・ハオ)主任。もし解決できなかったら好きにしろと村民たちに言っていたという。約束を達成できなかったとして、1日、西安再生資源交易市場の門に縛り付けられ、4時間の間、はりつけにされた。李主任は「残念ですが、罰は罰です」と話し、村民たちに恨みはないと話した。
「村役人が縛り上げられる」というショッキングな見出しと写真は、各中国メディアで大きく取り上げられ話題となっている。一部には企業に補償金を支払うよう圧力をかけるため、李主任自ら「はりつけ」を演出したのではないかと疑う声も上がっている。(翻訳・編集/KT)
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