中国の宇宙ステーションを世界に開放、初の国際協力プロジェクト発表―中国メディア

環球網    2019年6月14日(金) 5時10分

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中国有人宇宙飛行プロジェクト弁公室は12日、国連宇宙部と共に記者会見を開き、中国の宇宙ステーションを巡って宇宙科学実験を展開する初の国際協力プロジェクトを発表した。

中国有人宇宙飛行プロジェクト弁公室は12日、国連宇宙部と共に、オーストリアのウィーンで開催された国連宇宙空間平和利用委員会の第62回会議期間に記者会見を開き、中国の宇宙ステーションを巡って宇宙科学実験を展開する初の国際協力プロジェクトを発表した。17カ国の23の事業者から寄せられた計9件のプロジェクトが選ばれたという。

これは中国宇宙飛行国際協力分野においての重要な革新的措置であり、中国の有人宇宙飛行プロジェクトが独立の発展段階からグローバル協力へ進んでいる重要な印でもある。

国連宇宙部の部長は中国が国連加盟国に宇宙ステーションを開放することを高く評価し、中国のこの措置が有人宇宙飛行の国際協力を大いに進め、より多くの国が有人宇宙飛行技術の研究に参加でき、さらに国連の「持続可能な開発目標」に対しての支持だと称えた。

現在、中国宇宙ステーションの研究と建設は整然と行われており、2022年前後に建設を完成し使用を開始する予定だ。中国宇宙ステーションは中国だけでなく全世界にも属している。中国宇宙ステーションの完成は、人類の経済社会の発展に対するより大きな「中国の貢献」となるだけでなく、より良い「中国プランの提供」にもなる。宇宙飛行分野での国際協力は、人類運命共同体を築く重要な部分だ。中国は「平和利用」と「共同発展」の原則を堅持し、世界各国と多種多様な協力と交流を展開することを期待している。(提供/環球網・編集/黄テイ)

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