女性警官が旅客機の離陸延期を要求、「上司のタバコを買いに」―香港紙

Record China    2013年5月9日(木) 11時7分

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7日、中国のある女性武装警官が離陸前の旅客機で、「機内にいる上司に渡すタバコを免税店で買ってくるので、飛行機の離陸を待ってほしい」と客室乗務員に要求したが、拒否された。

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2013年5月7日、香港紙・成報によると、中国の武装警察の制服を着用した女性が離陸前の旅客機で、「機内にいる上司に渡すタバコを免税店で買ってくるので、飛行機の離陸を待ってほしい」と、客室乗務員に対してトンデモナイ要求を通そうとした。乗務員はその要求を拒否した。記事は、「搭乗に遅れてしまった客のため飛行機の離陸が遅れることは珍しくないが、たかがタバコのために離陸を遅らせろというケースはさすがに珍しい」と報じている。

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事件が起きたのは5日。中国・貴州省の貴陽から香港へ向かう香港航空の旅客機で発生した。女性警官が離陸を遅らせるように求め、客室乗務員がこれを拒否する一連のやりとりは、ある乗客が中国版ツイッター「微博」に写真付きで暴露した。すると、香港のみならず中国国内でも注目が集まった。

中国国内では「タバコを買うのも公務か」「飛行機どころか、そのうち空母の航行だって止めるのだろう」など批判的なコメントが多数投稿されており、香港のネット上では「香港は中国と違い、制度がしっかりしている」「客室乗務員の対応は香港の精神を表している」と彼女の対応が絶賛されている。(翻訳・編集/岡田)

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