Record China 2019年6月20日(木) 15時10分
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17日、益陽経済網は、日本と中国の退職後の生活の違いについて分析する記事を掲載した。資料写真。
2019年6月17日、益陽経済網は、日本と中国の退職後の生活の違いについて分析する記事を掲載した。
まず記事は、人は一定の年齢になると身体機能が衰え始め、多くの仕事は高齢者が行うには向かなくなると指摘。現在では中国の福祉も良くなったため、多くの人がある年齢に達すると退職することができ、こうした退職者は国に新たな活力を与える存在となっているのだという。
その上で、定年退職に関する政策は国によって異なり、定年退職後の生活の仕方も違っていると指摘。日本と中国の退職後の生活について記事は比べている。
中国の定年退職については、「男性が60歳、女性が55歳」と紹介。退職後も多くの高齢者は休むことなく、たいていは学校の通う孫の送り迎えをしたり、広場ダンスを踊ったり公園で将棋をしたりして過ごすという。
この理由について記事は、「中国では、高齢者は自分の子どもと一緒に住むことが伝統であるためだ」と分析。退職後に精神的なむなしさを感じる人もいるが、積極的に孫の面倒を見ることでそのむなしさを埋めようとしているのだと論じた。しかし、それゆえに嫁しゅうとの関係が緊張し、家庭内で問題が生じることも少なくないと指摘している。
一方の日本について記事は、「深刻な高齢化社会となっており、労働力が不足しているため、退職年齢が上がってきている」と紹介。「中国の街では、高齢者は買い物バッグを持って歩いているが、日本の街では、高齢者がビジネスバッグを持って歩いている。多くの高齢者が若者と同じように仕事をしており、満員電車に乗って出勤している」と違いを強調した。
また、「日本の高齢者は正式に退職した後も、基本的に子どもと一緒に住むことはない。多くの高齢者が退職後に商売を始めたり、旅行へ行ったりして、家にいることは少ない」と紹介。結論として「2国間の差は非常に大きいといえる」と結んだ。(翻訳・編集/山中)
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