莫大な漁業資源を狙って…30隻の中国漁船団がスプラトリー諸島へ出発―仏メディア

Record China    2013年5月8日(水) 19時3分

拡大

6日、中国がベトナム、フィリピンなど複数の国家との間で領有権を主張しているスプラトリー諸島(中国名:南沙諸島)に向け、100トン級のトロール船30隻以上からなる中国籍の漁船団が出発した。写真は中国のトロール船。

(1 / 4 枚)

2013年5月6日、中国がベトナム、フィリピンなど複数の国家との間で領有権を主張しているスプラトリー諸島(中国名:南沙諸島)に向け、100トン級のトロール船30隻以上からなる中国籍の漁船団が出発した。中国の英字紙・チャイナデイリーの報道を仏放送局ラジオ・ フランス・アンテルナショナル(RFI)が7日付で伝えた。

その他の写真

6日、中国最南端の海南省・丹州港を出発した漁船団は4500トン級の補給艦を帯同しており、スプラトリー諸島海域で40日間の漁業活動を行うという。漁船団は前年7月以来で最大規模となり、中国政府が安全面で万全のサポートを行う。

同海域には、領有権を主張するベトナム、フィリピン、台湾などが漁船を派遣しており、度々摩擦を引き起こしている。チャイナデイリーの報道では、この海域には350万トンもの漁業資源が眠っており、現段階ではその3%までしか開発されていない状態だという。(翻訳・編集/愛玉)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携