米国の中国系住民、「アメリカンドリームはある」が6割―米調査機関

Record China    2013年5月10日(金) 21時10分

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7日、不景気が続き「アメリカンドリーム」への期待が薄れている中、中国系を含むアジア系米国人が「アメリカンドリーム」を享受する新たな層になっている。資料写真。

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2013年5月7日、中国のポータルサイト・易網によると、不景気が続き「アメリカンドリーム」への期待が薄れている中、米調査機関ピュー・リサーチ・センターが行った調査から、中国系を含むアジア系米国人が「アメリカンドリーム」を享受する新たな層になっていることが明らかになった。

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米国の総人口は1980年以降の30年間で36%増加したが、中国系住民は325%も増加しており、400万人に達する。中国系に発給された就労ビザは2011年だけでも1万2000件に上る。

調査によると、中国系住民の6割が「努力すれば必ず報われる」というアメリカンドリームの精神を信じていると回答。93%の中国系が自分たちは極めて勤勉であり、勤勉さが結果をもたらしていると自認しているという。

中国系の個人・世帯収入は高く、経済水準は米国の平均水準よりも良いほか、高い学歴を持つ人の割合も高い。米国に住む中国系住民にとってそうした成功は米国という環境あってのことであり、多くの人は人種がマイナスに働くこともなく、進学や就職でもかえって優遇されると回答した。

米国と中国を比べると、米国の方がチャンスやより自由な環境、優れたモラル、より良い教育環境がそろっていると考えている人が多数を占め、米国が現在も平等や自由を実現する土壌となっていると見られていることが調査で明らかになった。(翻訳・編集/岡田)

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