Record China 2019年6月16日(日) 12時40分
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15日、中国メディアの観察者網は、海上自衛隊最大のヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」が南シナ海に面するベトナム中部の軍事要衝カムラン湾に寄港したことを紹介し、「中国が台頭する中、日本とベトナムが軍事協力を強化している」と報じた。写真は「いずも」。
2019年6月15日、中国メディアの観察者網は、海上自衛隊最大のヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」が南シナ海に面するベトナム中部の軍事要衝カムラン湾に寄港したことを紹介し、「中国が台頭する中、日本とベトナムが軍事協力を強化している」と報じた。
記事は日本メディアの報道を引用し、「いずも」について「空母化の改修が行われることが決定している」とし、カムラン湾への寄港について「南シナ海を実質的に支配する中国をけん制する狙いもある」と紹介。さらに「『いずも』は4月末に日本を離れ、インド洋と南シナ海で各国との海洋連合訓練に参加した。カムラン湾に寄港する前には、米海軍の原子力空母『ロナルド・レーガン』との共同訓練を実施している」などと伝えた。
そして、中国の軍事専門家の尹卓(イン・ジュオ)氏が以前、中国中央テレビとのインタビューで、「日本は南シナ海の問題を過大に扱うことで、東シナ海での中国の軍事圧力とのバランスを取ろうとしている。これは日本の長期的な画策だ」との見方を示したことを紹介した。(翻訳・編集/柳川)
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