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第2次大戦で活躍した日本の「零戦」、なぜその威厳は地に落ちたのか―中国メディア

Record China    2019年6月18日(火) 22時0分

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17日、斉魯晩報は、旧日本軍の零式艦上戦闘機、いわゆる「零戦」が第2次世界大戦の初期と後期で大きく評価が分かれた背景について論じた記事を掲載した。写真は零戦。

2019年6月17日、斉魯晩報は、旧日本軍の零式艦上戦闘機、いわゆる「零戦」が第2次世界大戦の初期と後期で大きく評価が分かれた背景について論じた記事を掲載した。

記事は、「零戦は今もなお日本人の間で精神的なシンボルとしての地位を持っている。確かに第2次世界大戦の初期には上昇率の高さ、回転半径の小ささ、速さ、航続距離の長さで米軍を大いに苦しめた。しかし日本人の零戦に対する評価は一面的なものであり、米国人は大戦後期の悲惨な戦績から零戦のことを『七面鳥』と呼んでいる」と説明した。

そして、「1944年6月19日、人類史上最大の空母決戦とされるマリアナ沖海戦が日米両軍の間で起こり、日本軍は空母9隻、艦載機450機などを集結させて米軍と戦った。戦力では米国にやや劣っていたものの、日本軍の上層部は零戦の存在から戦局を楽観的に見ていた。ところがこの戦いで日本は惨敗を喫する。米軍が123機を失ったのに対し、日本軍は戦闘機378機、空母3隻、タンカー2隻を喪失したほか、満を持して送り出した零戦が米軍のF-6Fになすすべなく敗れ、『マリアナの七面鳥撃ち』とまで称される体たらくだった。これにより、太平洋の戦場における零戦の地位は急落したのである」と続けた。

その上で、「零戦の威厳が地に落ちた背景には、日本人の当初の設計理念が関係しているといわれる」とし、「戦闘機の設計では機体の強度や重量と敏捷性のバランスが大きなテーマとなる。零戦の設計者である堀越二郎はその中間をとり、ある程度の強度と敏捷性を確保しようとした。しかし、これに軍部が反対を示す。その理由は、『中庸な戦闘機を作っていては欧米に引けを取ることになる。帝国軍人の精神を十分考慮すべし』というもので、機体の防御性を犠牲にしてまで徹底的な減量化が図られたのだ」と説明した。

さらに、「その結果出来上がった零戦は、機体の総重量わずか1.6トンで、エンジン効率が米国の戦闘機よりも劣る中でそれに優るとも劣らない機敏な動作を実現した。ここから零戦の神話が生まれていった。しかし、当時の日本軍はパイロットの命を軽視しており、経験豊かなパイロットを次々と使い込うんだうえ、配属されたばかりの新人もほとんど訓練を行わないまま戦場に送り込んで犠牲にさせていた。マリアナ沖海戦当時、日本軍のパイロットのレベルはすでに極端に悪化しており、零戦が誇る機敏さを十分に生かせないどころか、機敏さと引き換えに防御性を失ったことで惨敗を喫することになった」と論じた。

記事は最後に、「零戦の悲劇は、日本のみならず全人類に対する教訓なのである。最も尊いものは人の命であり、それをいわゆる『奇跡』と交換しようとすれば、最終的に悲惨な代償を生む、という教訓だ」と結んでいる。(翻訳・編集/川尻

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