Record China 2013年5月11日(土) 15時28分
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10日、中国新聞網は韓国の朴槿恵大統領が6月下旬にも訪中すると伝えた。北朝鮮問題の早期解決のため、中韓関係重視の姿勢を打ち出すとみられる。資料写真。
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2013年5月10日、中国新聞網は韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が6月下旬にも訪中すると伝えた。
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韓国紙・中央日報によると、韓国外務省高官は9日、6月の訪中に向けて準備を進めると発言した。6月14日までの朴槿恵大統領のスケジュールはすでに決まっているため、15日から27日の間で日程を調整する方針とみられる。
朴槿恵大統領が習近平(シー・ジンピン)主席との首脳会談を急ぐ理由は、米韓首脳会談の成果を中韓首脳会談につなげ、核問題など、こう着した北朝鮮問題の解決を急ぎたい考えがあるためだ。朴大統領は米国でワシントンポストの取材を受け、「習近平主席との会談では北朝鮮の核問題と東北アジアの平和と安定について、率直に話し合いたい」と話している。
また、韓国・仁川大学の李鎬鉄教授は、米韓関係に重点を置き米中関係をないがしろにした李明博(イ・ミョンバク)前大統領の外交方針は、朝鮮半島の平和と安定につながらない失敗例だったと指摘。朴政権は中国の重要性を認識し、米韓関係と米中関係を相補的に使う知恵が必要だとコメントした。(翻訳・編集/KT)
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