戦争も辞さず!フィリピン公船の銃撃で漁民が死亡、激怒する台湾人―中国メディア

Record China    2013年5月12日(日) 15時4分

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11日、環球時報は記事「フィリピンは謝罪せず、中台を激怒させる=台湾では“戦争を辞さず”との呼びかけも」を掲載した。フィリピン海岸警備隊の銃撃により台湾漁民が死亡した事件の波紋が広がっている。写真はフィリピン・マニラ市。

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2013年5月11日、環球時報は記事「フィリピンは謝罪せず、中台を激怒させる=台湾では“戦争を辞さず”との呼びかけも」を掲載した。

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台湾とフィリピンの排他的経済水域(EEZ)暫定線付近で、台湾漁船がフィリピン海岸警備隊の銃撃を受け、乗員1人が死亡する事件が起きた。10日、フィリピン当局は事件を認めたが、「乗員の死亡には同情するが、謝罪はしない」と発言。台湾市民の怒りを買った。

フィリピン側は事件は同国EEZ内で起きたもので、銃撃は正当な行為だったと主張している。台湾側は事件の起きた海域は双方が主張するEEZが重複している地域だと主張、フィリピンに謝罪、犯人逮捕、賠償を求めている。

台湾では「いかにフィリピンを懲罰するか」がホットトピックとなった。「一戦を辞さず」という強硬論から「フィリピン人メイドの雇用をやめる」までさまざまな方策が話題となった。

馬英九総統はフィリピン側に謝罪を求めつつも、比較的冷静な態度を示しており、「軟弱すぎる」と批判する人も少なくない。もっとも強硬論の持ち主も具体的な動きは取れないと感じている人が大多数だ。06年にもフィリピン公船が台湾漁民を銃撃、殺害する事件があったが、その時同様、激怒し、憂鬱しになり、あきらめる、という道をたどると考えている人が多い。(翻訳・編集/KT)

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