尋常じゃない清潔さ、これが日本だ(2/4)=レストランの前の道が油でギトギト…なんてことはない―華字紙

Record China    2019年6月22日(土) 9時40分

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日本の華時紙・中文導報は17日、「尋常じゃない清潔さ、これが日本だ」と題した記事を掲載した。

日本の華時紙・中文導報は17日、「尋常じゃない清潔さ、これが日本だ」と題した記事を掲載した。以下はその概要。

■魔法の「水道水」

2010年に上海で国際博覧会が開かれた際にはもう、日本館は直接飲むことのできる水道水を「国の誇り」として展示していた。日本の街なかでは至る所に水飲み場を見つけられるほか、一般的な日本人家庭でも基本的に、水道から汲んだ水をそのまま飲むことができる。日本の浄水場は高度な浄水技術を有しており、普通の水、ひいては汚水であっても、多層ろ過や、活性炭やアンモニア、生物などによる高度な処理を通せば飲料水のレベルに達してしまう。人々は浄水場が手抜きをして成分をごまかすことも恐れなくてもよい。なぜなら、それが1度発覚すれば、浄水場には閉鎖に追い込まれるほどの罰が科されるからだ。

■環境に優しい食事

寿司や刺し身、うな丼に抹茶ケーキ…。日本の美食と聞けば、誰もが「繊細」で「あっさり」という言葉を思いつくだろう。日本の美食は見栄えが良いだけでなく、環境にも優しい。海洋国家の民族として、日本人は新鮮な食材を好み、揚げ物や炒めものといった、油や塩を多く使う調理法を用いることが少ない。

そのため、調理後の台所に炭が漂うこともなければ、台所ごみが油まみれで処理しにくくなるということもない。レストランの前の道が油でギトギトになっているという事態などもほとんど目にすることがない。また、日本の野菜は水道水で軽く洗い流しさえれば料理に入れてしまうことができる。なぜなら、日本の残留農楽基準は比較的厳しく設定されており、食物中の残留農薬はとても少ないからだ。これは主婦にとっても安心だ。

■細やかなごみの分別

中国では、多くの人が面倒くさがって、ごみ箱の「リサイクルできるごみ」「リサイクルできないごみ」という表示に見て見ぬふりをする。しかし、日本の分別を目の当たりにすれば、中国のそれなど全く比べ物にならない。横浜市だけでもごみの分別は518項目にまで細分化されていて、公共の場所のごみ箱も、種類別に少なくとも3つには分かれている。

分別は非常に厳密で、たばこの箱といった類のごみであっても、外装フィルムはプラスチック、箱の部分は紙、アルミ箔の包み紙は金属というように3種類の素材に分けられてしまう。もし面倒くさがったりするようなことがあればきっと大ごとになり、罰金刑や懲役刑が科されてしまう。

■高い水準の公共サービス

日本の至れり尽くせりのサービス業は、公共の場所の清掃という分野においても緻密で隙がない。ひとたび雨が降ると、店はすぐさま客が濡れた傘を入れられるようにポリ袋を用意する。だから日本の店舗はいつでもちり一つ無く清潔で、利用者にとって便利なのである。同様のことが新幹線にも言える。清掃員は7分間以内に効率よく車両全体の掃除を終えられるよう訓練されており、車両に足を踏み入れるとすがすがしいい香りに迎えられる。あらゆるものが真新しく整えられているのだ。(続く)(翻訳・編集/岩谷)

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