フェデックス、ファーウェイ端末の配達拒否で謝罪―中国メディア

Record China    2019年6月24日(月) 15時30分

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23日、中国紙・新京報は、米物流大手のフェデックス(FedEx)が英国から米国へのファーウェイ製スマートフォンの配達を拒否した問題で謝罪したと報じた。

2019年6月23日、中国紙・新京報は、米物流大手のフェデックス(FedEx)が英国から米国へのファーウェイ製スマートフォンの配達を拒否した問題で謝罪したと報じた。

記事は、米コンピューター誌、PCマガジンの21日付報道を引用。同誌の英国在住記者がフェデックス経由で米国のオフィスにファーウェイ製スマホを送ったところ「米国政府とファーウェイとの間の問題」を理由に差し戻されたと伝えた。

記事によると、同誌の関係者はツイッターに「これは全くばかげている。われわれの英国のライターが送ろうとしていたのはHUAWEI P30で、新品ではなく既存の端末だ。オフィス間の運送にすぎないのに、こんな事が起きた」と投稿した。

問題が明るみになったことを受け、フェデックスは「問題の荷物は手違いで送り主の元に戻された。われわれは業務上のミスをおわびする」との声明を発表。ファーウェイの広報担当者はSNS上で「この事件はエンティティーリストに対する完全な誤解だ」とコメントしたという。

米商務省は先月、国家の安全保障上の問題を理由に、米政府の許可なく米企業から部品などを購入することを禁止する「エンティティーリスト」にファーウェイと関連会社を追加した。

フェデックスは先月、日本から中国のファーウェイに発送された荷物2個を米国に転送したほか、ベトナムからファーウェイのアジアエリアのオフィスに発送された荷物2個も米国に転送しようとしたことについて、「配達ミス」があったと釈明したばかりだった。(翻訳・編集/柳川)

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