2019年6月28日、環球網は、「愛国夫妻」として知られる韓国の俳優ソン・ジュンギと女優ソン・ヘギョの離婚について、韓国メディアからは「韓流ブームに影響を及ぼしかねない」との見方が出ていると報じた。

ソン・ジュンギが27日に弁護士事務所を通じて声明を発表、すでに離婚調停の申請を裁判所に行ったことを明らかにし、韓国社会に衝撃が走った。韓国のネット上では浮気を含めた離婚の理由についての詮索や憶測が飛び交っているという。

芸能人が離婚する際はこっそりと事を進めるのが通例であるにもかかわらず、ソン・ジュンギが離婚成立前に公にしたことについて、韓国メディアは専門家の意見として「どちらか一方に夫婦関係破綻の責任がある可能性が高い」「通常、責任のない方がまず裁判所に離婚調停を申し立てることを考えれば、ソン・ジュンギは原因がソン・ヘギョにあると認識しているようだ」などと報じたという。

また、2人の離婚に関する情報は韓国のみならず中国や東南アジアでも急速に広まりさまざまな憶測を呼んだとした上で、韓国・聯合ニュースが「2人の離婚は韓国ドラマ、さらには韓流市場に大型の爆弾を投下した」と報じたこと、大衆文化評論家が「2人は東南アジアで大人気で、スキャンダルによる離婚となれば2人のイメージが傷つき、韓流のアイドルや作品に対する失望感が生れかねない」との見解を示したことを伝えている。（翻訳・編集/川尻）