21日付の報道では、フィリピン在台湾経済文化代表処(Manila Economic and Cultural Office)のアマデオ・R・ペレス首席理事が新たな対応措置として、フィリピン政府が死亡した乗組員の遺族に対し、100万台湾ドル(約344万円)相当の賠償金を支払うことを提示。しかし、“ひとつの中国(=中国本土と台湾が一つの国家であるとする定義)”の原則にのっとって、同国のアキノ大統領が台湾当局に対して「直接謝罪することはない」とも明言した。また、事件当時のフィリピン沿岸警備隊の行為について、「不当な点があれば必ず処罰する」とした。事件の詳細調査報告は遅くても次週までには提出される見込み。(翻訳・編集/愛玉)
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