日本人にもこんな一面が!?中国人記者が驚いた場所―中国メディア

Record China    2019年7月4日(木) 21時10分

拡大

1日、環球時報は、竹下通りについて紹介する記事を掲載した。写真は竹下通り。

2019年7月1日、環球時報は、原宿系ファッションの聖地としての竹下通りについて紹介する記事を掲載した。

記事は、「東京にある狭くて長さ350メートルほどの通りには、奇抜なヘアスタイルやカラフルな服装の若者、ロリータ風やアニメなどのコスプレをした人があふれている。これが竹下通りだ」と紹介。「地味な服装の日本人の中にあって原宿系は独特のファッションで、中国や韓国、タイなどの国にも影響を与えている」と伝えた。

また、「有名な明治神宮の近くにある竹下通りは、午前11時から午後6時まで歩行者天国となり、幅は数メートルしかないものの両側にファッション関係の店がぎっしりと詰まっている」と紹介。筆者が初めて原宿系ファッションの若者を見た時は「落ち着いていて保守的だと有名な日本人にも、このような一面があるとは思いもしなかった」と驚いたそうだ。こうした独特のスタイルは旅行客を引き寄せ、一緒に写真を撮る人も多い。

記事はこのほか、竹下通りはグルメでも有名だと紹介。人気のクレープやショートケーキ、アイスクリーム、綿菓子などが販売されており、インスタグラムなどSNSに写真を掲載する若者が多く、「2、3人が歩きながら食べたり笑ったりしている様子はかわいい要素であふれているため、竹下通りは『かわいい文化』の発信地になっている」とした。また、「食べ歩きがマナー違反とされる日本で、竹下通りは食べ歩きしながら大声でおしゃべりするのが独特の風景となっている」とも伝えた。

記事は、竹下通りの歴史にも言及。「1980年ごろから『竹の子族』と呼ばれる若者が週末ごとに原宿エリアに集まり踊るようになったが、最盛期には2000人以上が奇抜なファッションで踊り、当時の主流のファッションとは全く異なっていたためオリジナルファッションとして10万人もの観客を集めた」と紹介。「この様子は国内外でも報道され、あっという間に日本の若者が夢を追いかける場所となった」とした。

そして「今、竹下通りは日本のファッションの中心となり、世界中の旅行客を引き寄せて他とは違う文化を楽しませてくれている」と結んだ。(翻訳・編集/山中)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携