Record China 2019年7月6日(土) 18時10分
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2日、銭江晩報は、日本留学の経験を持つ中国人女性が、日本でのごみ分別の経験を紹介する記事を掲載した。資料写真。
2019年7月2日、銭江晩報は、日本留学の経験を持つ中国人女性が、日本でのごみ分別の経験を紹介する記事を掲載した。
記事は、2007年から一橋大学に留学して、現在は浙江省杭州市の学校で国際貿易実務を教えている女性・韓冰(ハン・ビン)さんが語る、日本で体験したごみ捨て事情を紹介した。韓さんは、このほど上海で始まった「史上最も厳しいごみ分別」に注目しているという。
韓さんは、日本のごみ分別には中国が学ぶに値する点が多く存在するとした上で、ごみの分別は自治体によってそれぞれ独自のルールを設けており、毎年4月初めに市民に対してごみの分別に関するルールや詳しい説明が書かれた「回収カレンダー」を配布する自治体もあると紹介した。
そして、多くの自治体や地域では、種類ごとにごみを出せる日を分けており、指定日の朝には決められた時間までに出さないと回収してくれないと説明。間に合わなかった人はごみを現場に放置することなく、家に持ち帰って次の機会まで待つと伝えた。
また、日本のごみ処理は「リデュース・リユーズ・リサイクル」の3Rをコンセプトとしており、ごみ袋や包装容器を有料にすることで家庭から出るごみ自体を減らす取り組みも積極的に行われているとした。
さらに、ごみ分類をしっかりやるにはやはり教育が大切だとし「日本の家庭では物心ついたころから親と一緒にごみの分別に参加する。幼稚園に入れば自分で分別するようになり、小学校から先ではすでにそれが習慣になっている」と説明した。
韓さんはこのほか、「日本ではごみを正しく捨てなかった場合、家庭ごみでは罰則はなく、単に回収してくれないだけ」と紹介する一方、「近所の評判が悪くなり、クレームを付けられるリスクがある」と紹介。家電製品や大型ごみの不法投棄については5年以下の懲役と1000万円の罰金が科せられる可能性があると説明した。(翻訳・編集/川尻)
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