トランプ氏の前でTHAAD反対?文大統領夫人のブローチが物議―中国メディア

Record China    2019年7月2日(火) 13時40分

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1日、韓国の文在寅大統領の夫人、金正淑氏がこのほど、訪韓したトランプ米大統領を文大統領と共に出迎えた際に着用していた青い蝶の形をしたブローチが、「高高度防衛ミサイル(THAAD)反対」を象徴するものだとして物議を醸しているという。

2019年7月1日、中国メディアの海外網は、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の夫人、金正淑(キム・ジョンスク)氏がこのほど、訪韓したトランプ米大統領を文大統領と共に出迎えた際に着用していた青い蝶の形をしたブローチが、「高高度防衛ミサイル(THAAD)反対」を象徴するものだとして物議を醸していると報じた。

韓国紙・中央日報の報道を引用して伝えたところによると、「青い蝶」は、THAADの在韓米軍配備への反対闘争に乗り出した慶尚北道星州(ソンジュ)の住民が胸に青い蝶リボンをつけていたことから「THAAD反対」の象徴とされているという。

金正淑氏は先月29日、トランプ氏を歓迎する晩餐会で青い蝶の形をしたブローチを着用していた。これを受け、ネット上では「金正淑女史は、THAAD配備を支持するトランプ大統領の前でTHAAD反対の立場を示した。金正淑女史は、青い蝶がサード反対の象徴であることを知らなかったはずはない」などの声が上がった。

最大野党・自由韓国党の閔庚旭(ミン・ギョンウク)報道官も今月1日、フェイスブックへの投稿で、「青い蝶は、北朝鮮の核に対抗するTHAADに反対する象徴だ」とし、「大統領府は、金正淑女史が青い蝶のブローチをつけた理由を明らかにすべき」と求めた。

これに対し、大統領府は1日、関連する写真を公開した上で「色や素材が異なる」と無関係を強調したという。(翻訳・編集/柳川)

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