日中融和へ「一刻も早い首脳・閣僚会議開催を」―日中作文コンクール主催者が訴え

日本僑報社    2013年5月28日(火) 17時28分

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27日、日中友好出版社である日本華僑社の段躍中社長は日本記者クラブで記者会見し、日中作文コンクールなど地道な活動をアピールした上で、「日本政府や企業は日本の良さをもっと発信し、友好への道を切り開いてほしい」と呼びかけた。

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2013年5月27日、日中友好出版社である日本華僑社(東京・池袋)の段躍中社長は日本記者クラブで記者会見し、日中作文コンクールなど地道な活動をアピールした上で、「日本政府や企業は日本の良さをもっと発信し、友好への道を切り開いてほしい」と呼びかけた。

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日本華僑社は日中作文コンクール(中国人の日本語作文コンクール)を2005年以来主催しており、毎年数千人が応募、今年で9回目。今年も「感動」をテーマに募集中だ。毎年100人程度が入賞し最優秀賞受賞者には訪日の機会が与えられる。中国で日本ファンを増やし「日中の絆」「アジアの絆」「世界の絆」の礎を築くことが目的。最終的には日本の安全保障、日中友好につながると思う。

日本には「美味しい空気と水」「言論・出版の自由」がある。日本政府や企業は日本の良さをもっと発信してほしい。

中国人は日本に68万7000人居住。中国系日本人(日本国籍取得者)も12万人に達する。日本の700以上の大学で多くの学生が留学している。中国人の教官は3000人以上。中国人社長は数千人もいる。努力すれば成功できる日本のシステムは素晴らしい。

日本において、中国語で毎週語り合う日曜サークルを6年前に開始して以来、300回を数える。大学生、会社員外交官新聞記者、留学生が多い時で100人、通常30〜40人が集う。逆に中国でも日本語で語り合うサークルを創立。現在15カ所だが1000カ所を目標としている。

日中関係は緊迫化し、日中両国民の相手国に対する印象は悪化しているが、これを打開するために、相互交流、相互理解が必要だ。政治的な信頼関係が完全に崩壊していることが問題だ。中断している首脳会談、閣僚クラスの交流を早急に再開しなければならない。(取材・編集/HY)

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