2013年5月27日、台湾の人気アーティスト、ジェイ・チョウ（周杰倫）による映画「天台RooFToP」の発表イベントが北京市で行われ、注目のヒロインが初公開された。騰訊娯楽網が伝えた。

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07年の「言えない秘密」に続き、ジェイの監督2作目となる「天台RooFToP」は今年7月に公開予定。ヒロインに新人タレントを起用することが話題だったが、27日に北京市で行われた発表イベントで、やっとその全貌が明らかになった。今回、ジェイに抜擢されたのは、中国出身の22歳でロシア人クォーターの李心艾（リー・シンアイ）。前情報では「モデル出身」などとされていたが、映画を撮る以前は芸能界と無縁だった。ジェイの盟友で映画プロデューサーを務めたウィル・リウ（劉畊宏）が街中でスカウトしたという。ウィルによると、ヒロイン選抜に悩んでいる時、コンビニに行こうと外へ出ると、たまたま遭遇したのが彼女だったという。

ヒロインについてジェイの基準は厳しく、「人ごみに埋もれるような平凡な子でも、逆に目立ちすぎるような派手なギャルもダメ」「爽やかでナチュラルで、業界に染まっていない子がいい」との要求だった。李心艾はこれを見事に満たしていたという。主演のジェイの相手役を演じた彼女だが、「かなり厳しく演技指導されたかと思えば、次の瞬間に甘いシーンを演じないといけなかった。すごく混乱した」と、初めての経験を初々しく語っている。

来月28日〜7月14日（現地時間）に開催されるニューヨーク・アジア映画祭では、「天台RooFToP」がクロージング上映作に選ばれている。（翻訳・編集/Mathilda）