Record China 2019年7月7日(日) 6時20分
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4日、韓国・聯合ニュースは、韓国国民の7割がげんなりしている「〇〇文化」について報じた。写真は今年4月に上海で行われた大韓民国臨時政府樹立100周年のイベント。
2019年7月4日、韓国・聯合ニュースは、韓国国民の7割がげんなりしている「〇〇文化」について報じた。
韓国人の多くは「バレンタインデー」など「〇〇デー」と名の付く各種記念日に嫌気がさしているようだ。記事によると、市場調査会社・EMBRAINトレンドモニターが全国13~59歳の男女1000人を対象に「記念日文化」に関するアンケート調査を行った結果、回答者の80.4%が「最近はあまりにも多くの記念日が新しく誕生している」と回答し、「○○デー」に疲労感を覚えるという回答者の割合も69.6%に達した。「記念日文化は親密度を高めて人間関係を深める効果がある」という肯定的な回答は42.9%で、「過度な商売魂のために記念日が量産されている」という否定的見解が53.6%で上回った。「特定企業の商品を売るイベントデーをなくすべき」との回答は65.3%、「消費者の消費性向を利用する戦略的な『デー文化』をなくすべき」という回答は60.2%、「物質万能主義を助長することを懸念する」との回答も57.5%に達したという。なお、年齢が高くなるほど否定的な意見が多かったという。
最も多く知っている記念日(重複回答)については「バレンタインデー」が96.2%で最も多く、次いで「エイプリルフール(93.2%)」「ホワイトデー(92.8%)」「ぺぺロデー(※韓国版ポッキーの日)(90.6%)」「サムギョプサルデー(79.3%)」「ブラックデー(※4月14日、恋人のいない人のための日で、ジャージャー麺を食べる)(71%)」「ハロウィン(55.9%)」「成人の日(53.4%)」などが続き、実際に事前に準備したことがあるのは「ぺぺロデー(79.8%)」「バレンタインデー(76.1%)」「ホワイトデー(70.8%)」「エイプリルフール(66.8%)」だった。
これを受け、韓国のネット上でも「時間やお金、感情の無駄遣いはやめよう。いつまでマーケティングにだまされて生きてくの?」「こういうのは日本式の戦略。もうやめようよ」「1年に1~2回ならいいけど、どうでもいい日を業者が毎月作っている(笑)。それなのにそれに乗ってしまう消費者」「自分が大学生の時はバレンタインデーとホワイトデーくらいしかなかったけど、今や毎月何かしらの記念日がある。ぐったりするのも分かる」など否定的な意見が多い。さらに踏み込んで「正確に指摘するなら、〇〇デーに何かを欲しがる女性のせいで大変ってことでしょ」「準備しなかっただけでふくれる女子が問題」「みんながしてるから自分もっていう人が原因」といった指摘も出ている。(翻訳・編集/松村)
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