「対中国で長期的な準備整っている」と専門家が指摘=日本が南西方面の防衛強化―中国

Record China    2013年5月29日(水) 18時33分

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28日、与那国島への沿岸監視隊配置が計画されていることについて、中国の専門家が「日本はすでに長期的に中国に対抗するための準備や布石を整えている」と話した。資料写真。

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2013年5月28日、人民網によれば、日本の防衛省が与那国島に沿岸監視隊の配置を計画していると、日本のメディアが伝えている。周辺の艦船や航空機の活動を監視することが目的とみられる。中国国際問題研究所の阮宗澤(ルアン・ゾンザー)副所長は中国国営テレビの取材に、「日本はすでに長期的な準備を整えている」と話した。

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沿岸監視隊の配置が計画されている与那国島は尖閣諸島から約150kmの場所に位置する。尖閣諸島からもっとも近い有人島であり、その周辺海域は中国の艦船が太平洋へ航行する際に必ず通過しなければならない。当初は住民の反対により用地取得が難航していたが、政府は今後、防衛計画の大綱を修正して計画を現実のものとすることが予想されている。

阮副院長は「日本による南西方面の防衛強化は単なる“口先だけ”のことではない」とし、「組織や人員、装備など全面的に進められている」と指摘。さらに「日本はすでに長期的に中国に対抗するための準備や布石を整えている」と話した。(翻訳・編集/岡田)

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