フライメディア 2019年7月5日(金) 19時50分
拡大
アリババグループが提唱するニューリテール戦略で有名な生鮮食品の次世代スーパー「盒馬鮮生Hema Fresh」グループが、7月1日上海に「Pick’n Go」をオープンした。「Pick’n Go」は盒馬鮮生の中ではなく、独立した店舗としてオープン。
(1 / 11 枚)
アリババグループが提唱するニューリテール戦略で有名な生鮮食品の次世代スーパー「盒馬鮮生(Hema Fresh)」グループが盒馬菜市、盒馬mini、盒馬F2、盒馬小站に続く第5の新たな業態として、7月1日、上海に「Pick’n Go」をオープンした。「Pick’n Go」は盒馬鮮生の中ではなく、独立した店舗としてオープン。
【その他の写真】
朝食を求めて、コンビニにできる行列を解消するため、その名(Pick’n Go)の通り、「通勤途中にアプリ注文&決済し、店舗についたら商品をピックアップするだけ。朝食を買うために行列に並ばなくて良い。待ち時間ゼロ!」。朝食を購入する消費者をターゲットにしているので、メニューは肉まんや野菜まん、煎餅(中華風クレープのようなもの)や豆乳といった朝食の定番を中心に約20種類。
テイクアウト対応のみで、イートインエリアは設置されていない。有人カウンターの横にボックス型のピックアップコーナーがある。調理や加工の担当はスタッフだが、商品のピックアップは無人ボックスを利用するので、アプリ注文&決済からピックアップまで、スタッフとの対面コミュニケーションは必要ない。並ばずに商品を手にすることができ、かつ効率もよいので、行列によるストレスフリーがセールスポイントの一つだ。
日本では自宅で朝食をとる人が多いかと思うが、中国は外で食べる朝食文化で、コンビニはもちろん移動式のワゴン、みんなが良く知るファーストフード店などでも中国定番の朝食メニューがそろう。毎朝、朝食を買うため長蛇の列ができている店舗も少なくないので、それらを解決するための「Pick’n Go」なのだという。
ちなみに、「盒馬鮮生」は2016年に一号店をオープンして以来、オンラインとオフライン(実店舗)の融合、かつ迅速なデリバリーサービスなどで急成長をとげ、快進撃を続けてきたが、最近は閉店する店舗もあらわれ、苦戦を強いられているという声もある。そうした中、果敢にも次から次へと新事業を展開し、チャレンジしていく姿勢には、まさに中国の「とりあえずトライ、とりあえずやってみる」という精神を強く感じる。(提供/フライメディア)
この記事のコメントを見る
http://flymedia.co.jp/
フライメディア
2019/2/11
2018/12/11
2018/9/20
2018/8/23
2018/7/26
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る