話題の映画、盗撮や違法な動画配信で法的措置へ=被害は深刻―中国

Record China    2013年5月31日(金) 15時15分

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29日、80年代の起業成功者を描いてヒット中の中国映画「中国合夥人」が、盗撮や違法な動画配信によって深刻な被害を受けているとして、製作会社が法的措置に踏み切ることを声明文で発表した。

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2013年5月29日、80年代の起業成功者を描いてヒット中の中国映画「中国合夥人」が、盗撮や違法な動画配信によって深刻な被害を受けているとして、製作会社が法的措置に踏み切ることを声明文で発表した。捜狐網が伝えた。

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同作は、中国国内で約700校を展開する最大手の英会話学校・新東方教育グループの創設者たち3人をモデルとし、1980年代の渡米ブームを背景に、3人の挫折と成功を描いたもの。今月17日に封切られ、2週間で興行成績は3億元(約49億円)を突破したが、目下悩まされているのが動画サイトによる違法な配信行為だ。29日、製作会社の中影集団は声明文を発表し、同作が深刻な被害を受けていること、法的措置に乗り出すことを明らかにした。

中影集団によると、複数回にわたる警告にも関わらず、200以上もの国内動画サイトが依然として配信を続けている。多くのヒット作で知られる香港の映画監督ピーター・チャン(陳可辛)の最新作でもあり、ホアン・シャオミン(黄暁明)ら人気俳優の出演でも話題の映画だけに、あえて違法行為に踏み切るサイトが数多いのも現状だ。

中影集団は中国の著作権法に基づき、公安部や関連政府機関と連携して厳しい措置に乗り出すと明言。刑事および民事の両方から、責任を徹底追及すると強い態度を見せている。(翻訳・編集/Mathilda

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