Record China 2019年7月9日(火) 16時40分
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日本の半導体材料輸出規制に対し、韓国国内で日本製品のボイコット運動が巻き起こっている問題が中国でも注目を集めている。中国のネットユーザーはどのような見方をしているのか。資料写真。
日本の半導体材料輸出規制に対し、韓国国内で日本製品のボイコット運動が巻き起こっている問題が中国でも注目を集めている。中国のネットユーザーはどのような見方をしているのか。
日本政府は4日から半導体材料3品目(フッ化ポリイミド、レジスト、フッ化水素)について対韓輸出規制を発動した。これを受け、韓国国内では日本製品ボイコットを呼び掛ける声が上がった。
5日、ソウルの日本大使館近くでは韓国マート協会など中小業者団体が日本製品の販売中断を宣言。日本企業のロゴが描かれた箱を踏みつぶすパフォーマンスを行った。また、一部のスーパーでは、日本製のビールや菓子などが棚から撤去された。
さらに、一部の格安航空会社は日本便にキャンセルが相次いだことを受け、9日から日本便の本数を削減あるいは停止し、中国便を増やす方針だという。
この他にも、韓国のネット上には日本製品ボイコットリストが出回り、アイドルグループのTWICEやIZ*ONE(アイズワン)に所属する日本人メンバーへの批判も行われている。
新浪新聞の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントの「微天下」が8日、こうした経緯を説明すると、中国のネットユーザーからは900件近くのコメントが寄せられた。
韓国のボイコットについて、「(韓国人の)愛国心は中国人よりあるようだ」といった声がある一方、「どこかの国とやり方がそっくりだ」「この東アジア3国はコメディーのやり方までうり二つ」「日中韓3カ国の日常。みんなお互いさま」といった声も共感を集めている。
また、ボイコットによる影響について日本側が「限定的」と考えていることについては、「日本には中国市場があるからな」「わが国の一つの省レベルの国が日本製品をボイコットしたところで、確かに影響はたかが知れている」「長続きしないのでは?」などと賛同する声が多い。
このほか、「何はともあれ、中国の近代発展に日本が大きく貢献してくれた。韓国よりも日本につく」「私たちも韓国に対して警戒を。高高度防衛ミサイル(THAAD)はまだ撤去されていない」といった声や、3カ国関係を表す言葉として中国で頻繁に用いられる「日中友好は韓国次第、中韓友好は日本次第、日韓友好は中国次第」との声も散見された。(翻訳・編集/北田)
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