ジェット・リー、ヒューマンドラマへの転換を語る=最新作はコメディ映画―中国

Record China    2013年6月4日(火) 10時32分

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1日、最新主演映画「不二神探」の公開を控えるアクションスターのジェット・リーが、ここ数年の方向変換について語っている。写真は俳優ウェン・ジャン(左)とジェット・リー(右)。

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2013年6月1日、最新主演映画「不二神探」の公開を控えたアクションスターのジェット・リーが、ここ数年の方向変換について語っている。北京晩報が伝えた。

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ジェット主演の最新作「不二神探」は、中華圏で今月末に公開予定。07年にチャリティー団体「壹基金(One Foundation)」を設立して以来、俳優業は副職といった様子のジェット。その間に出演した映画「海洋天堂」「白蛇伝説」は、いずれも過去の激しいアクションとは全くテイストの違う作品だった。最新作「不二神探」でも、ジェットが演じるのはくたびれた刑事役。若手刑事とタッグを組んで“ほほ笑み殺人事件”を追うストーリーだ。ジェットの口からはシニカルで辛口なセリフも飛び出すなど、アクションは抑え目でコメディ色の強い作品になっている。

ジェットによると、ここ数年で演じる役への要求が大きく変化した。以前はより激しいアクションに挑戦し、完全無欠のカンフーヒーローを演じてきた。しかし最近は、ハートウォーミングなヒューマンドラマを求め、自分の将来にとっても意義ある役を演じたいという。そこには心境の変化のほか、加齢や本格アクションに対応できなくなった身体的条件も影響しているようだ。

ここ数年で最高のパートナー、俳優ウェン・ジャン(文章)を得たことも大きい。「海洋天堂」で出会って意気投合した2人は、「白蛇伝説」を経て、今回が共演3作目。彼をサポートしながらもジェット自身が支えられ、新たな領域にチャレンジするための大きな弾みになっている。(翻訳・編集/Mathilda

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