Record China 2013年6月5日(水) 11時58分
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3日、著名コラムニストの丁[口冬]氏はブログエントリー「中国はなぜアジアでより孤立するようになったのか?」を掲載した。写真は4月20日、珠海市。海軍節艦艇開放デー。
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2013年6月3日、著名コラムニストの丁[口冬](ディンドン)氏はブログエントリー「中国はなぜアジアでより孤立するようになったのか?」を掲載した。
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シンガポールで開催されたアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)。日米が防衛相、国防長官などトップ級閣僚を派遣するなか、中国は副総参謀長の派遣にとどまった。日米代表の態度は中国代表よりも明らかに堂々と、しかも礼儀正しいものであり、中国と問題を抱えながらも積極的に握手し、言葉を交わしていた。
アジア安全保障会議ではアジア太平洋地域の平和と安定が主なテーマとなったが、問題の多くは中国関連。中国は明らかに厄介ごとの火種とみられている。諸国が不安を感じていることが地域外の国が介入するチャンスとなっている。米国のアジアへの帰還、欧州の関与がまさにそれだ。逆に中国はますます孤立するようになっている。
中国が孤立しているのは力が足りないからではない。諸国が認める国際体制に融和しないからだ。あくまで独自の方式とイデオロギーを貫いている。近年ではナショナリズムの高まりも目立ち、また中国官制メディアには西洋の政治理念を拒否する記事がたびたび掲載されている。
間もなく習近平(シー・ジンピン)主席が訪米するが、そのために中国はアフリカ、インド、ラテンアメリカと各地で外交を展開。その目的は米国に対する防御を固めようという狙いにほかならない。こうした準備をして初めて習主席は米国を訪問できる。いや、これらの備えがなければ、訪米する勇気が湧かないのかもしれないが。(翻訳・編集/KT)
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