人民網日本語版 2019年7月17日(水) 19時50分
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山西省考古研究所はこのほど、離石徳崗遺跡の重大な考古発見を発表した。作業員の2カ月以上の発掘を経て、呂梁市離石区信義鎮徳崗村で仰韶中期遺跡が見つかった。また山西省内の有史以前最大規模の家屋遺跡が見つかった。
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山西省考古研究所はこのほど、離石徳崗遺跡の重大な考古発見を発表した。作業員の2カ月以上の発掘を経て、呂梁市離石区信義鎮徳崗村で仰韶中期遺跡が見つかった。また山西省内の有史以前最大規模の家屋遺跡が見つかった。中国新聞網が伝えた。
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今回の発掘における最も重要な発見は、保存状態の良好な仰韶中期家屋遺跡で、いずれも五角形の半地穴家屋で列を作るように並んでいる。門道は北向きで、入り口には大型の囲炉裏がある。屋内の南側の地面には多くの陶器が置かれているが、このような五角形家屋は中原廟底溝文化でよく見られるものだ。本遺跡はその北寄りの分布エリアだ。
また、これらの家屋遺跡のうち最大の「F1」は、面積が137平方メートルに達し、囲炉裏の直径は1.4−1.7メートル。さらに石で舗装された長さ4.2メートル、幅0.82メートルの門道がある。これは山西省内で見つかった有史以前最大規模の家屋であり、建造時に大規模な石の舗装を行った最も早い例でもある。
中国社会科学院考古研究所の何弩(ホー・ヌー)研究員は「囲炉裏と門道がつながる位置関係によると、面積が最大のF1は居住用ではなく、当時の部落の首領が集会を開くか、特殊な儀式を行う場所だった可能性がある」と分析した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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