Record China 2019年7月20日(土) 11時50分
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19日、今年6月にオンエア予定だった注目のドラマ「半生縁」の放送許可が下りないのは、中国当局が打ち出した「限拍令」の影響ではないかと台湾メディアが報じている。
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2019年7月19日、今年6月にオンエア予定だった注目のドラマ「半生縁」の放送許可が下りないのは、中国当局が打ち出した「限拍令」の影響ではないかと台湾メディアが報じている。
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香港の女優カリーナ・ラウ(劉嘉玲)が約15年ぶりにドラマ復帰する作品としても注目の「半生縁」は、女性作家アイリーン・チャン(張愛玲)の人気小説を映像化するもの。過去にも映画・ドラマ化され、1930~40年代の上海を舞台に姉妹の悲哀を描くストーリーだが、6月初めに北京衛星テレビなどでオンエア予定だったものの、放送が始まることなく1カ月以上が経過している。
台湾メディアでは、中国当局が映像作品に向けて打ち出した「限拍令」の影響ではないかと報じている。「限拍令」では、「未婚女性の出産禁止」「主人公の男女と第三者との性交渉禁止」「主人公の男女に違法行為があってはならない」などといった6つの禁止事項を設けているが、「半生縁」はいずれにも当てはまるという。なお、18日に香港の日刊紙の取材に応じたカリーナ・ラウは、「半生縁」の現状について、「放送延期になったと連絡を受けただけで、他は何も知らない」と語っている。
なお、「限拍令」では時代劇やファンタジー作品、さらにはリメーク作品への規制も強めており、「半生縁」だけでなく、中国版「テニスの王子様」の「網球少年」や、日本でもファンの多い古典怪奇小説を映像化したファンタジー時代劇「封神演義」など、複数の作品が配信および放送延期に追い込まれている。(Mathilda)
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