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8日、新京報は記事「三峡ダム建設工事、住民移転費用2億7900万元が流用される、保障問題で陳情招く」を掲載した。写真は2010年10月、三峡ダムの水位が初めて175メートルに達した。
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2013年6月8日、新京報は記事「三峡ダム建設工事、住民移転費用2億7900万元が流用される、保障問題で陳情招く」を掲載した。
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7日、中国監査署は長江三峡ダム竣工財務決算草案監査の結果を公表した。世界最大のダムである三峡ダムは健全な品質管理体制を構築しており、一部で欠陥が発覚しても速やかに対応されたと評価している。また環境問題についてもダム流域の水質は安定しているという。土砂流出面積は1万8000平方キロメートルを数えたが、ダムに流入する土砂の量は年平均2億トンと、設計値の5億3000万トンを大幅に下回っているという。
一方で問題も発覚している。不適切な建設管理や住民移転費用の流用など77億9300万元(約1220億円)の問題が明らかとなった。流用された住民移転費用は2億7900万元(約43億8000万円)。住民移転とは無関係のプロジェクトや地方政府の行政経費として使用されていた。移転に伴う補償を十分に得られなかった人々が集団で政府に陳情した事例も発覚している。(翻訳・編集/KT)
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