Record China 2019年7月22日(月) 14時10分
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21日、人民網は、第二次世界大戦期の元徴用工をめぐる問題で日韓両国の対立がエスカレートしており、両国政府高官が互いに相手の態度を「無礼だ」と非難する事態になっていると報じた。資料写真。
2019年7月21日、人民網は、第二次世界大戦期の元徴用工をめぐる問題で日韓両国の対立がエスカレートしており、両国政府高官が互いに相手の態度を「無礼だ」と非難する事態になっていると報じた。
記事は、河野太郎外相が19日に南官杓(ナムグァンピョ)駐日韓国大使を外務省に呼び、日本側が提案した第三者仲裁委員会の設置の是非を期日までに回答しなかったことについて「韓国政府のやり方は戦後の国際秩序を著しく破壊するもの」「極めて遺憾。韓国には直ちに措置を講じるよう強く求める」と抗議したことを伝えた。
そして、南大使がこれに対して元徴用工や両国関係を方法を模索しており、韓国側のプランをすでに日本に提起済みだと返答した内容が通訳される途中で、河野外相が「ちょっと待って」と遮り「われわれはすでに韓国政府に対してその案は全く受け入れられないと伝えている。聞こえないふりをして再度提案するのは極めて無礼だ」と非難したことを紹介している。
さらに、韓国大統領府の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長は19日に「われわれが国際法に反しているという非難は正しくない。われわれは日本が一方的かつ強引に設置した期限にそもそも同意していない」「徴用工の強制こそ非人道的行為であり、国際法に反したのは日本だ」と反発し、「河野外相こそ無礼である」と逆非難したと伝えた。
記事はまた、韓国外交部も19日に「日本政府が一方的に提起した、第三者仲裁委員会設置の要求は受け入れられない」との声明を発表したことを併せて報じた。(翻訳・編集/川尻)
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