Record China 2013年6月10日(月) 11時9分
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7日、中国は今年史上最悪の就職難を迎える。人材市場では管理・専門職、肉体労働・サービス業で人手不足となるものの、大卒や事務職で仕事が見つけにくい状態となっている。写真は広東省で就職説明会に参加する学生。
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2013年6月7日、香港中国通信社(CNA)によると、中国は今年史上最悪の就職難を迎える。人材市場では管理・専門職、肉体労働・サービス業で人手不足となるものの、大卒や事務職で仕事が見つけにくい状態となっている。8日、中国新聞網が伝えた。
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ある調査によると、史上最悪となる就職難の要因として、人材市場に存在する4つのズレが挙げられている。
1.職種・業種のズレ。管理・専門職や肉体労働・サービス業では人手が不足している。しかし大卒が得られる仕事や事務職は求人が多すぎ、仕事が見つけにくい状態となっている。
2.企業立地や規模のズレ。大卒者は大都市にある大企業や国営企業でホワイトカラーの仕事を求めるため、こうした仕事は競争が激しくポストが少ない。反対に地方や中小企業では人材が不足しているが、田舎の仕事は人気がなく求職者がいない。
3.夢と現実のズレ。大都市の大学を出てなんとか国営の大企業に就職したとしても、初任給は月3000元(約4万7000円)ほど。大学生活をしていた頃の生活費には遠く及ばず、結局卒業後も親に援助してもらうことになる。
4.求められる人材のズレ。経済が伸び悩み競争が日増しに激しくなる中、企業も新卒者を育てる体力がなく、すぐに仕事ができる経験者を求めるようになってきている。
このため、全国的には人材が求められているポストは少なくないものの、専門的な知識や経験を持たない大卒者の就職はますます難しくなってきている。(翻訳・編集/YM)
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