国際水泳連盟（FINA）は22日、世界水泳選手権男子400メートル自由形の表彰式で起きた状況について、豪州の水泳管理機構と準優勝したマック・ホートンに警告文を出すことを決めたとの声明を出した。中国・新華社が22日付で報じた。

記事によると、FINAは声明で「言論の自由を尊重するが、それは適切な背景の下で行われなければならない」とし、「FINAの大会を利用して個人的な声明を発表したり、態度を示したりすべきではない」と指摘した。

男子400メートル自由形の決勝は21日に行われ、中国の孫楊（スン・ヤン）が3分42秒44で優勝した。レース後の表彰式でホートンは孫楊の横に並ぶことを拒否し、記念撮影にも加わらなかった。ホートンはその後、ドーピングの疑いが持たれている孫楊への抗議だと明かしたという。（翻訳・編集/野谷）