自衛隊の離島奪還訓練が常態化、日中関係修復には無益―中国メディア

Record China    2013年6月10日(月) 14時49分

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10日、日本の自衛隊は米カリフォルニア州で、米軍と合同の離島防衛訓練を予定通りに実施する。これにより、「日本は米軍から離島奪還に必要な上陸作戦のノウハウを得ようとしている」と中国のメディアは伝えている。

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2013年6月10日、日本の自衛隊は米カリフォルニア州で、米軍と合同の離島防衛訓練を予定通りに実施する。これにより、「日本は米軍から離島奪還に必要な上陸作戦のノウハウを得ようとしている」と中国新聞社が伝えている。

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自衛隊はこれまで、米軍が主導してきた日米合同演習に陸海空それぞれが個別に参加してきた。しかし、今回の演習は「連携作戦による島しょ攻撃」を目的としており、陸海空各部隊が初めて合同で参加する。海上自衛隊は、「ひゅうが」型ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)などの主力艦艇を投入し、陸上自衛隊も1000人以上の島しょ特殊戦部隊を派遣するなど、海上からの上陸を見込んだ実戦さながらの規模になっている。

専門家は、「安倍政権成立後の日本は尖閣諸島などの領有権争いで対中強硬姿勢をとっており、離島奪還に向けた軍事的アピールも常態化しつつあるが、こうした動きは尖閣情勢の緩和や日中関係の修復にはまったく無益であり、アジア太平洋地域の平和と成長にも悪影響を与える」と指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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