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12日、中国ではこの日旧暦の端午の節句(端午節)を迎えた。中国のオンラインゲームは端午の節句にちなんで、ちまきのアイテムを登場させた。これに対し、韓国のプレーヤーが版権侵害だと抗議した。写真は山西省太原市にあるネットカフェ。
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2013年6月12日、中国ではこの日旧暦の端午の節句(端午節)を迎えた。オンラインゲームが好きな方は思い当たる節があるかと思うが、こういった伝統的な日にイベントを行うオンラインゲームは多い。このほど、中国の端午の節句にちなんで、ちまきをアイテムとした中国のオンラインゲームに対し、韓国のプレーヤーが「端午節は韓国のもので、それにちなんだものを使うのなら韓国の同意が必要」と発言した。中国のポータルサイト大手「騰訊(テンセント)」傘下のオンラインゲーム関連サイト・騰訊遊戯が伝えた。
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指摘があったのは、中国大手ポータルサイト・網易(NET EASE)が提供するオンラインゲーム「倩女幽魂2」。同ゲームがアイテムにちまきを登場させたことに対し、韓国プレーヤーが抗議している。彼らは「韓国の江陵端午祭は2005年にユネスコの無形文化遺産に登録されている。これにちなんだアイテムを登場させるなら韓国の許可が必要。同時に相応の使用料を払うべきだ」と発言した。
これに対し中国の専門家は「韓国の江陵端午祭と中国の端午節は全く違うもの。その上、無形文化遺産は文化の保護を目的としており、版権使用料を請求するなどデタラメもいいところだ」と一蹴。さらにゲームを提供している網易は「同社は意見の交流を歓迎するが、中国国内のプレーヤーの伝統的な習慣を尊重し、同ゲームでは今後も端午節に関連したイベント継続する」と態度を表明した。(翻訳・編集/内山)
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