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11日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカは記事「中国の強権政治が南シナ海の緊張を引き起こした」を掲載した。写真は4月、青島市の広場に展示された中国人民解放軍の空母艦載機J−15の模型。
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2013年6月11日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカは記事「中国の強権政治が南シナ海の緊張を引き起こした」を掲載した。
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先日の米中首脳会談で、習近平(シー・ジンピン)国家主席はオバマ米大統領に尖閣諸島及び南シナ海問題における中国の立場を伝えた。一方、フィリピンやベトナムなどの研究者は中国の強硬な態度が南シナ海の緊張を引き起こしていると批判した。
南シナ海をめぐっては昨年のスカボロー礁(中国名は黄岩島)に続き、今年はセカンド・トーマス・ショール(中国名は仁愛礁)で、中国とフィリピンが対峙している。フィリピンのデ・ラ・サール大学国際問題研究所のRenato Cruz De Castro教授は「中国は地域最大の大国。この問題を平和的に解決するのか、それとも争いに導くのか。中国には責任があるはず」と指摘している。
ベトナム外交学院南シナ海研究プロジェクトのTran Truong Thuy主任は「中国の強硬姿勢は領有権問題を抱える国々を不安にさせている。そのため東南アジア諸国連合(ASEAN)の多くの国々は米国との安全協力を強化し、アジアにおける米国のプレゼンスを歓迎している」とコメントしている。
フィリピン外務省海洋事務委員会のHenry S Bensurto事務局長は、中国が領有権問題を棚上げにして共同開発を進めるべきと主張していることに対し、「私に言わせれば、人の服を奪っておいてから、その服をシェアしようという提案するもの。こちら側がお金を払うわけではないが受け入れられる話ではない」と批判した。(翻訳・編集/KT)
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